使い方
将棋VSは、リーグ戦・トーナメント戦・変則トーナメント戦の対戦表を作成・管理できるサイトです。 対局そのものは他のアプリや実際の盤上で行い、勝った方が棋譜を投稿することで結果をサイトに反映します (サイト上でリアルタイムに対局する機能はありません)。
1. アカウントと権限・ 2. 大会をさがす・ 3. 大会を作る・ 4. 参加者を登録する・ 5. 対戦表と結果の記録・ 6. 大会形式と最終順位・ 7. 公開範囲・ 8. 記録係ページ
1. アカウントと権限
権限は3種類あります。
- 管理者(admin): すべての大会を管理でき、他ユーザーの権限変更や、対戦カードの棋譜のダウンロードができます。管理者パネルからサイト全体の新規登録・大会作成の受付停止/再開も行えます。
- 作成者(creator): 新規登録すると自動的にこの権限になります。大会の作成・自分が作成した大会の管理(参加者登録、対戦表作成、結果入力・修正)ができます。
- 閲覧のみ(viewer): 大会の閲覧のみで、作成や結果入力はできません。管理者のみが発行できます。
結果は大会の作成者(または管理者)が入力でき、一度確定した結果の修正も同じく作成者・管理者が行えます(他人の大会の結果は修正できません)。
管理者が管理者パネルから新規登録・大会作成の受付を一時的に停止している場合、該当ページに案内が表示されます (新規登録の停止中も既存アカウントのログインには影響しません。大会作成の停止中も管理者自身は引き続き大会を作成できます)。
2. 大会をさがす
大会一覧には、既定では「募集中」と「進行中」の大会のみが表示されます(終了した大会は自動的には表示されません)。 一覧上部の検索欄で大会名から絞り込めるほか、「終了した大会も表示」にチェックを入れると終了済みの大会も一覧に含められます。
ログイン中は「自分が主催」「自分が参加」のチェックボックスでさらに絞り込めます(個人戦の参加者登録・団体戦の選手登録のどちらも対象で、両方チェックすると「主催 または 参加」の大会が表示されます)。
大会の公開範囲が「参加者限定」の場合は、その大会の参加者としてアカウントを紐付けたユーザーと、作成者・管理者のみが閲覧できます。
3. 大会を作る
作成者または管理者は、ナビゲーションの「大会作成」から新しい大会を作成できます。大会名・形式(下記6章)・個人戦/団体戦・公開範囲などを指定します。
大会名は、まだ終了していない(募集中・進行中の)大会と同じ名称は指定できません。終了済みの大会と同じ名称は再利用できます。
大会を作成した直後は「募集中(draft)」状態です。この状態の間だけ参加者の追加・削除ができ、対戦表を作成すると参加者は変更できなくなります。 参加者が2人(チーム)以上登録されたら、大会詳細ページの「対戦表を作成する」から対戦表を生成できます。
4. 参加者を登録する
大会詳細ページの「参加者を追加」フォームから登録します。「サイトのアカウント」欄はユーザー名の一部を入力すると登録済みユーザーが候補として表示されるので、検索して選ぶことができます。 参加者登録には必ずサイトのアカウント(ユーザー名)を紐付ける必要があります(後述の「棋譜を投稿して勝利を報告する」機能に使用するため)。
団体戦では、チーム名を登録したうえで選手を先鋒から順に登録します。選手ごとに個別にサイトアカウントを紐付けます。
5. 対戦表と結果の記録
結果の記録方法は2通りあります。
- 棋譜投稿による自己申告: 対局者本人(サイトアカウントを紐付けた参加者)が対戦カードから棋譜(KIFファイルまたはテキスト)を投稿すると、投稿と同時に勝敗が対戦表に反映されます。投稿された棋譜は盤面付きで再現・閲覧できます。管理者は棋譜ページの「棋譜をダウンロード」からKIFファイルとしてダウンロードできます。
- 主催者・管理者による手動入力: アカウントが紐付いていない対局や、修正が必要な場合は、大会の作成者または管理者が結果を直接入力・修正します。
トーナメント戦系(トーナメント戦・ダブルエリミネーション・予選リーグの決勝トーナメント)で引き分けになった場合は再戦カードが追加されます。 不戦勝や、自動では確定しない一部のケース(対戦相手が棄権した場合など)は、主催者・管理者が対戦カードの「不戦勝で決着させる」操作で手動確定できます。
各対戦カードには「対局日時」を表示・設定できます。大会の作成者・管理者が対戦カードの「変更」から日時を設定でき、未設定の間は「未定」と表示されます。
スイス式は既定のラウンド数をすべて消化すると、その大会は自動的に「終了」状態になります。それ以外の形式は、主催者・管理者が大会詳細ページの「大会を終了する」から手動で終了状態にできます。
6. 大会形式と最終順位
リーグ戦
総当たり戦です。勝ち1点・引き分け0.5点・負け0点で順位を決めます。同点の場合は直接対決の結果、次にゾンネボルン・ベルガー方式(自分が倒した相手の得点合計+引き分けた相手の得点の半分)で順位を決めます。 作成時に「2回戦総当たり(ホーム・アウェー的に2周する)」を選ぶこともできます。順位表は各ラウンドの結果が確定するたびに更新されます。
トーナメント戦
通常の勝ち抜き(シングルエリミネーション)です。1敗した時点で敗退します。参加人数が2の累乗でない場合は不戦勝(シード)の枠ができます。 作成時に「3位決定戦を実施する」を選べます。決勝(実施する場合は3位決定戦も)まで結果が確定すると「最終順位」が自動表示されます。3位決定戦を実施した場合は1〜4位まで、実施しない場合は準決勝の敗者2名が「3位(同位)」として表示されます(4位は表示されません)。
変則トーナメント
通常のリーグ戦・トーナメント戦とは異なる、次の3方式を用意しています。
ダブルエリミネーション
2敗するまで敗退しない方式です。初戦に負けても「敗者側ブラケット」に回り、そこでも勝ち続ければ「勝者側ブラケット」の優勝者とグランドファイナルで対戦できます。 グランドファイナルで敗者側からの選手が勝った場合、両者ともに1敗ずつになるため、優勝を決める再戦(1回のみ)が追加で行われます。 グランドファイナル(再戦が発生した場合はそれも)が決着すると「最終順位」が自動表示されます。1位・2位はグランドファイナルの勝者・敗者、3位は敗者側ブラケット決勝の敗者です。それより下位は、同じラウンドで敗退した参加者同士が同順位として表示されます。
スイス式
作成時に指定したラウンド数だけ対局します(脱落はありません)。各ラウンドは、その時点の成績が近い者同士を対戦させ、可能な限り同じ対戦カードの再戦を避けるように組み合わせます。 参加人数が奇数の場合、まだ不戦勝(シード)を経験していない人から順に1人が不戦勝になります。全ラウンド終了後の順位はリーグ戦と同じ勝ち点方式の順位表で確認できます。
予選リーグ+決勝トーナメント
参加者をいくつかのグループに分けて総当たり戦(予選リーグ)を行い、各グループの上位(作成時に指定した人数)が決勝トーナメント(シングルエリミネーション)に進出する方式です。 予選リーグがすべて終了すると、大会詳細ページから決勝トーナメントを作成できるようになります。決勝トーナメントの決勝が決着すると、その1位・2位・(準決勝敗者2名の)「3位(同位)」までの「最終順位」が自動表示されます。予選リーグで敗退した参加者は、グループが異なると順位を一意に比較できないため、この最終順位には含まれません(各グループの順位表は対戦表内でグループごとに確認できます)。
団体戦の対局方式
団体戦(チーム対チーム)を選んだ場合、1対戦(1つの対戦カード)の中でどう決着をつけるかを次の3方式から選べます。
- 通常(先鋒〜大将): 両チームの同じ並び順(先鋒・次鋒…大将)同士がそれぞれ独立に対局し、個人対局の勝ち数が多いチームがその対戦の勝者になります。
- 勝ちとり戦: 先鋒同士から対局を始め、勝った選手がそのまま盤に残り、負けたチームの次の選手と続けて対局します。どちらかのチームの選手が尽きるまで続きます。
- ABEMA地域トーナメント方式: まず「通常」と同じく全員が同時に独立対局し(第1フェーズ)、そこで勝ち残った選手たち(チームの区別なく)が今度は勝ちとり戦形式で対局を続けます(第2フェーズ)。最後まで勝ち残った選手のチームがその対戦の勝者になります。
7. 公開範囲
大会作成時に公開範囲を選べます。「公開」は誰でも閲覧できます。「参加者限定」は、その大会にサイトアカウントを紐付けて参加者登録された人と、作成者・管理者のみが閲覧できます。
8. 記録係ページ
記録係ページは、ログインなしで誰でも使えるツールです。実際の対局(本サイト外で行われるもの)を見ながら、盤面をクリックして駒を動かすだけでKIF形式の指し手を記録できます。
- 駒をクリックしてから移動先のマスをクリックすると、その手が記録されます。
- 持ち駒をクリックしてから盤上の空きマスをクリックすると、持ち駒を打てます。
- 成れる場面(成れる駒種で、動く前後どちらかのマスが敵陣の場合)では、成る/成らないの確認ダイアログが表示されます。
- 「一手戻す」で直前の一手を取り消し、「投了を記録」で終局、「初期局面に戻す」で記録をすべて消去して最初からやり直せます。
- 「手合割」から平手のほか、香落ち・角落ち・飛車落ち・飛香落ち・二枚落ち・四枚落ち・六枚落ち・八枚落ち・十枚落ちの駒落ちを選べます(三枚落ち・五枚落ちは現代の実戦ではほぼ使われないため選択肢にありません)。 選ぶとその手合の初期局面(上手側の駒が減った状態)に切り替わります。対局を始める前に設定してください(変更すると記録済みの指し手は消去されます)。棋譜として投稿・保存され、棋譜ページで再現する際も駒落ちの初期局面が正しく反映されます。
ここで作成したKIFテキストは、コピーボタンでクリップボードにコピーし、各大会の対戦カードの「勝利を報告(棋譜を投稿)」フォームにそのまま貼り付けて使用します。 このページの局面はブラウザの中だけで保持され、サイトには保存・送信されません(ページを閉じると消えます)。合法手の判定は行わないため、実際に指された手をそのまま記録するために使ってください。